日本には紅葉狩りを楽しむ伝統文化があり、毎年秋になると紅葉を鑑賞できるおすすめスポットが注目されますよね。
紅葉は木の種類や時期などによって色合いが変わり、絵画のような絶景を眺めることで心が安らぐという人も多いのではないでしょうか。
そこで日本全国にある人気紅葉スポットを4つ厳選してみたいと思います。
青森県「奥入瀬渓流」
青森県にある十和田湖から続いている「奥入瀬渓流」は、およそ14㎞にも及ぶ清流が流れており川に沿って岩や樹木が並んでいます。
1年中美しい景色を楽しむことができるのですが、紅葉の時期は一帯が鮮やかな色に染まり静かな自然の中で落ち着いた紅葉を鑑賞することができます。
渓流沿いには車道や遊歩道が整備されているので、いつでも自由に散策することができますよ。
栃木県「日光東照宮」
紅葉で有名な都道府県といえば栃木県ははずせないエリアですね。
栃木県日光にある「日光東照宮」は、世界遺産としても知られる代表的な観光スポットです。
紅葉は日光二荒山神社にある神橋付近や、華厳の滝あたりが人気。
華厳の滝では高さ約100mもある滝と紅葉のコラボを見ることができるので散策してみる価値はあるはずです。
紅葉を見がてら江戸時代初期の装飾技術や社寺など日本屈指のパワースポット巡りをするのもいいですね。
東京都「六義園」
東京都内で有名な紅葉スポットといえば文京区にある「六義園」です。
1702年に建造された日本庭園は、秋になるとイロハカエデやもみじ、イチョウなどが色づき、赤や黄色い葉っぱが園内を彩ります。
日没からは園内がライトアップされ、昼間とは違った景色を楽しむこともできますよ。
歴史ある日本庭園と紅葉を目の前にしたら、都会の真ん中にいることを忘れてしまうかもしれませんね。
大人は300円の入園料がかかりますが、一度足を運んでみるとどれほど価値のあるスポットかわかるはずです。
広島県「紅葉谷公園」
広島県廿日市市にある「紅葉谷公園」は名前の通り紅葉の一大名所として知られるスポットです。
春は桜、初夏は新緑が美しい自然公園ですが、一番多くの人たちが訪れるのは秋の季節。
紅葉の名所と呼ばれるだけあって、園内には何百本ものもみじの木が植えられています。
例年11月中旬頃から紅葉が鮮やかに色づきはじめ「もみじ橋」を囲む紅葉は特に絶景です。
世界遺産で有名な厳島神社から徒歩10分くらいの場所にあるので、参拝の後に立ち寄ってみてもいいですね。
日本全国には古くから伝わる紅葉狩りスポットがたくさんありますが、中でも今回紹介したおすすめの紅葉スポットに足を運び、美しい紅葉を楽しんでみてくださいね。