貯金をして急な出費や将来に備えているという人も多いと思いますが、最近では投資をして今あるお金を増やそうとする人も多くなってきました。
今回は、これからのお金の増やし方として注目されている「分散投資」について解説します。
投資ってなに？お金を増やす方法とは
投資は、株式やFXなどを売買して利益を得ようとするものです。
預金は引き出さない限り、預けていた金額が減ってしまうということはありませんが、投資は掛けた金額よりも少なくなってしまうリスクもあります。
ただ、預金よりも利率が良く、ただ銀行に預けているのとでは比べ物にならないくらいの利益を受け取ることができるのです。
「分散投資」とは？リスク回避の基本
投資の方法はいくつもありますが、1つの方法に全てを懸けるのではなく、いくつかに分けて投資することでリスクを回避することができると考えられています。
イギリスに伝わる名言に「卵を1つのかごに盛ってはいけない」というものがあるのを知っていますか？
もし1つのかごに全ての卵を入れてしまったら、かごを落とした時に全て割れてしまうでしょう。
しかし、卵を2、3つのかごに分けて入れていたら・・・。
1つのかごを落としてしまったとしても、他のかごに入れていた卵は無事に運ぶことができますよね。
投資も同じで、1つのものに絞ってお金を掛けると、それが失敗した時に全てのお金を失ってしまうかもしれません。
卵と同じように、他の投資先にも預けていればお金を守ることができるのです。
このように、投資先をいくつかに分けることを「分散投資」といい、株式と債券など投資の種類を分けたり、投資する時間を分散させたりする方法があります。
初めての人は積立投資がおすすめ！時間を分散させて投資
初めて投資をするなら、預金と同じような感覚で投資ができる「積立投資」がおすすめです。
これは毎月一定の額を少しずつ投資するもので、定期積金のようなものになります。
預金と違うのは、積み立てたお金がその都度投資に回され、利益が出ることもありますが、元本割れするリスクもあるということです。
ただし、投資するタイミングが分散されているため、こうしたリスクにも対処しています。
一度に大きな金額を掛けるわけではないので、資金が少ない人でも始めやすく、特別な知識がなくても預金感覚で投資することができるでしょう。
毎月一定の額を預金をしているという人は、ぜひ積立投資に変更してみてはいかがでしょうか。
銀行や信用金庫などの金融機関でも取り扱いがあるので、申し込みも簡単ですよ。
