みなさんは毎晩ぐっすり眠れていますか?
睡眠時間をたっぷり取ることは大切ですが、その他にも寝室の環境や寝る前の行動で、睡眠の質が大きく変わります。
今回は、快適な睡眠を送るための理想環境と就寝前の行動を紹介します。
理想の寝室環境
・音
快適な睡眠のためには、図書館のように静かな環境で眠るのが理想的です。
テレビの音やドアの開閉音などは意外と気になるものです。
家電の音が気になるなら静音タイプに替えて、テレビやラジオもつけっぱなしにしないようにしましょう。
・室温や湿度
適度な室温、湿度が保たれた中での就寝は、深い眠りが安定して得られます。
理想は、夏の室温が26~28度、冬の室温が16~19度、湿度は共通して50~60%です。
ただし、人によって寒暖の感じ方が変わるので、自分に合った温度に設定しましょう。
・部屋の照明
寝る前は明るさを控え、暖色系の照明で過ごしましょう。
また、パソコンやスマホなどの使用はできるだけ控えてください。
就寝中の室内は、暗ければ暗いほど快適な睡眠に近づけますが、真っ暗にするのが苦手な場合は間接照明などを活用するのがおすすめです。
顔に直接光が当たらなければ、照明を点けたまま寝ても構いません。
・寝具
枕は人によって寝やすい高さがありますが、寝た時に頸椎が自然なカーブの状態で保たれているかが重要です。
高すぎず低すぎず、自分の体型に合った枕を選びましょう。
また、敷布団やマットレスの硬さも人によって寝やすさが異なりますが、柔らかすぎると腰痛や眠りを妨げる原因になります。
安定して体を支えられる硬さで、十分に寝返りができる広さのものにしましょう。

寝る前の行動
・ぬるめのお風呂にゆっくりと入る
就寝2~3時間前に、38~40度くらいのお風呂入るのが理想です。
お風呂でリラックスすると手足の血管が拡張し、身体にこもった熱が逃げやすくなります。
快適な睡眠が得られるタイミングは深部体温が下がり始めた時なので、自然と眠気が起きやすくなりますよ。
・カフェイン、アルコールの摂取を控える
緑茶やコーヒーには覚醒作用があるカフェインが含まれています。
また、ビールなどのアルコール飲料の摂取も睡眠を妨げてしまいます。
快適な睡眠を得るためにも、夕食後にはカフェインやアルコールの摂取を控えると良いでしょう。
寝つきが悪かったり寝ても疲れが取れなかったりと快適な睡眠ができていないと感じているなら、今回紹介した環境づくりや行動を取り入れてみてください。
今日からできる快眠習慣で、毎日スッキリとした生活を送りましょう。