韓国からやってくるトレンドは、コスメやアイドルだけではありません。
最近は韓国グルメも日本でブームとなり、若い女性を中心に広まっています。
今回は、いま韓国で話題の、日本でも注目され始めている「グリークヨーグルト」についてご紹介しましょう。
グリークヨーグルトとは?韓国版はもっさり食感!?
グリークヨーグルトは、ギリシャが発祥の伝統的なヨーグルトです。
日本で食べられている一般的なヨーグルトとの違いは水分量で、なめらかな口当たりは生クリームのよう。
余分な乳清を取り除く「ストレイニング(水切り)」によって作られ、たんぱく質が豊富に含まれています。
一般的なグリークヨーグルトはさっぱりとした酸味と甘みのバランスが取れており、日本では脱脂粉乳を原料にしているのであっさりしています。
いっぽう韓国版グリークヨーグルトは牛乳がたっぷり使われ、より濃厚でミルキーです。
韓国ではギリシャヨーグルトをさらに徹底的に水切りし、なめらかというよりもっさりとした食感なんだとか。
スプーンですくうとムチムチと音を立てるくらい、密度が高いことが特徴です。
韓国グリークヨーグルトは映える!専門店も続々オープン
韓国では、イチゴやバナナなどのフルーツ、巣蜜(コムハニー)を盛り付けた進化版グリークヨーグルトが人気です。
ギリシャヨーグルトをさらに濃厚に、そして映えるフルーツをトッピングした韓国オリジナルのグリークヨーグルトがSNSで話題となっています。
グリークヨーグルト専門店も増えており、若い女性を中心に注目が集まっているようです。
自家製グリークヨーグルトを披露したり、朝のルーティンやダイエット中のおやつとして紹介したり、美意識が高い韓国ならではのスイーツとしてブームになっています。
キレイに痩せたいならこっち!アサイーボールよりもおいしい?
グリークヨーグルトは高たんぱくで低カロリー、発酵食品なので腸活にもおすすめです。
アマゾン原産のフルーツを使った「アサイーボウル」も映えてキレイになれると人気ですが、「あまりおいしくない…」という声もあります。
グリークヨーグルトは程よい酸味でさっぱり食べられて、濃厚な口当たりは満足度も高いでしょう。
トッピングのフルーツでビタミンやミネラルも補給できるので、朝食や間食にもぴったり!
1食置き換えダイエットでも無理なく続けられます。
日本人を含むアジア人は乳糖を分解する酵素が弱い人が多く、ヨーグルトなどの乳製品を食べるとお腹が痛くなる「乳糖不耐症」の人も多いです。
グリークヨーグルトは水切りの段階で多くの乳糖が取り除かれ、乳糖不耐症の症状が出にくいとか。
牛乳やヨーグルトでお腹が痛くなりやすい人も、ぜひ試してみてくださいね。