今アウトドア女子に人気のアクティビティにカヤックやカヌーがあります。
どちらも小型の舟に乗り込み、パドルを使って漕ぐ水上スポーツです。
海や川、湖、キャンプ場でも体験でき、子どもから大人まで年代を問わず遊べます。
今回はカヤックやカヌーの魅力、初心者におすすめの遊び方について解説しましょう。
カヤックとカヌーの違いは?アウトドア好きに大人気
カヤックとカヌーは似ているアクティビティですが、舟とパドルの形状が異なります。
カヤックは腰から下が覆われ、潜り込むように座る「クローズド・デッキ」を採用しており、パドルの両端にブレード(水かき)が付いているダブルブレード・パドルを使って漕ぐ舟です。
カヌーはデッキが開かれた「オープン・デッキ」となっており、パドルの片側にしかブレードが付いていません。
カヤックでは手にパドルを持ったまま、両端のブレードを順番に水に浸けて漕ぎます。
カヌーは漕ぐたびにパドルを左右の手に持ち替える必要があるため、カヤックよりもゆっくりと進むでしょう。
初心者はカヌーから挑戦!インストラクターによるレクチャーも
一般的にカヤックは流れが急な川や、岩場の多い川がフィールドに選ばれることが多く、1人で楽しむほかに2人1組でチームを組んでスピードを競い合うグループもいます。
足を固定し、パドル1本で激流の中を進むのは緊張感も伴うでしょう。
アクティビティというよりスリルのあるスポーツとして楽しむ傾向があります。
一方カヌーは、海や湖、水面の穏やかな川で行われることが多いです。
水辺の景色を眺めながらゆっくり舟を進め、時折舟を止めてスキューバダイビングを楽しむ人もいます。
カヤックに比べると、スポーツというより散策やキャンプの一環として親しまれているアクティビティです。
カヌーは初心者でも安心して遊べるほか、インストラクターによる指導が受けられる体験教室もあります。
4歳の子どもから参加できるカヌー教室もあるので、年代やスキルを問わず挑戦しやすいでしょう。
カヤック・カヌーツーリングの魅力とは?宿泊もOK
カヤックやカヌーでツーリングをする人も増えています。
大きな荷物を積み込める舟もあり、テントなどのキャンプ道具を乗せて移動するのに便利です。
キャンプ場ではカヤックやカヌーを使って川を渡り、テント設営地まで行くアウトドア上級者もいるとか。
広いデッキのあるカヌーなら、そのまま舟の上で宿泊することも可能です。
食糧や寝袋を積み込んで、一人気ままなキャンプを楽しむのもいいでしょう。
カヤックは水上スポーツを楽しみたい人、カヌーは水辺を散策したい人におすすめのアクティビティです。
舟の貸し出しや体験教室を行っているキャンプ場もあるので、ぜひ探してみてくださいね。