貯金だけじゃ老後が不安・・・リスクを抑えて投資するには?

貯金だけじゃ老後が不安・・・リスクを抑えて投資するには?

物価上昇や景気悪化により、「コツコツ貯金で老後の生活資金を確保するのは難しい」と考える人が多くなりました。
そこで、効率的な資産運用として投資を始める人も増えています。
しかし投資は貯金に比べてリスクが高く、始めるにあたって不安を抱える人も多いでしょう。
今回は投資で資産運用を成功させるポイントについて解説します。

 

 

投資は余裕資金を活用!長期運用でリスク軽減

投資に使うお金は使う予定のない余裕資金を活用しましょう。
生活費から捻出してしまい、「投資で儲かったら戻せば良い」という考えの人も少なくありません。
しかし投資は貯金とは違い、損失が発生するリスクもあります。
生活費から投資資金を出すと失敗した時に借金せざるを得ない状況に陥ってしまうおそれがあるので注意してください。
また投資は長期運用が基本であり、短期的に利益を狙うと失敗しやすくなります。
目先の儲けを生活費の当てにすると冷静な判断ができなくなるため、余裕がなければ投資に手を出さない方が良いでしょう。

 

投資の目的・目標は?ゴールを明確に

「何のために投資するのか」「いくら稼ぎたいのか」をあらかじめ頭に入れておくと成功しやすいといわれています。
例えば「子どもの大学進学費用として5年後に1000万円用意する」などと、人生の目標やライフステージに合わせて具体的なゴールを設定するのがおすすめです。
これは前向きなイメージを描くことでモチベーションを上げるだけでなく、積み重ねた利益を無駄遣いしないよう制御する効果もあります。
引き出す理由や要件をあらかじめ決めておくことで、途中で使い込みたくなる欲求から資金を守ってくれるでしょう。

 

逆転的発想!先回り貯蓄で習慣づける

収入から家計や光熱費など必要な経費(生活費)を差し引いて、残った分を投資に回すのが理想的です。
しかしすぐに無駄遣いをしてしまい、なかなか貯金もできないという人もいるでしょう。
そんな人におすすめなのが先回り貯蓄という方法です。
これは収入からまず貯蓄する金額を差し引き、残ったお金を生活費に充てるというもの。
積立投資などを上手に活用し、家計などで使ってしまう前に運用資金を確保しておきましょう。

 

 

「収入が低くて運用するお金なんて余らない…」という人は、保険料やサブスク料金などの固定費から見直して。
毎月決まった金額が出ていく支出が抑えられると、収入がアップしなくても余裕が生まれる可能性があります。
まずは1ヶ月の家計簿をつけ、収支のバランスを把握してみましょう。

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