どこにも出かけない、何もしないで過ごした休日の夜は時間をムダにした気持ちになる…という人も多いでしょう。
しかし忙しい毎日を送る現代人にとって、心や体を休ませる時間も大切です。
休日に何もしないで過ごすことは、心身のリフレッシュやストレス解消にもつながります。
今回は、休日をリラックスして過ごすコツを解説しましょう。
休日になると具合が悪くなる人は要注意!休日無気力症候群かも
仕事で大きなストレスを抱えている人や、毎日忙しい日々を送っている人のなかには、休みの日になると体調が悪くなる人も少なくありません。
これは心と体が休息を求めている証拠であり、無理をして外出すれば休み明けの仕事にも影響を及ぼす可能性があります。
また、平日はアクティブに過ごしているのに、休日になると何をするのにも億劫で思うように体が動かせなくなる人も多いです。
食欲がわかない、外出する気にならない、昼間はずっとウトウトしているのに夜は目が冴えて眠れないという場合は「休日無気力症候群」かもしれません。
週に一度は何もしない一日を!積極的に「休む」ことが大切
ダラダラ過ごしていると余計疲れてしまうから、休日は思いっきり遊ぶ!という人もいます。
若いころは体力がありますが、年齢を重ねた大人には休息の時間も必要です。
しかし休日のすべての時間をストレス解消や疲労回復のために充てるのは難しく、家事や育児で余計忙しくなるという人も多いでしょう。
心と体を休めたいけど時間が取れない、じっとしているのは苦手…という人は、休息のための時間を予定に組み込んでみてください。
たっぷり時間があると思うとダラダラしてしまいがちですが、「〇時間だけ・今日だけリラックスしよう」と意識すると休み疲れを防ぐことができます。
たとえば土曜日と日曜日が休みの場合はどちらか一日を「何もしない日」に、週休1日の場合は午前か午後のどちらかを「何もしない時間」に設定するのがおすすめです。
この休息タイムには予定を入れず、音楽を聴いたりドラマを鑑賞したり、何でも好きなことをして過ごします。
ゆっくりお風呂に浸かって、いつもより念入りにスキンケアやマッサージをするのも良いですね。

休息がアクティブな毎日を作る!メリハリある生活で疲れにくい体に
休息時間を取り入れることを意識すると、仕事や家事、育児の時間をよりアクティブに過ごせるようになります。
休みたいのに休めないままだと、疲労感が蓄積される一方です。
しっかり休んでパワーチャージすれば、仕事や遊びでのパフォーマンスも高くなるでしょう。
ただし休息時間が長すぎると、モチベーションが下がったり体力が低下したりしてますます動くのが辛くなります。
休む時はしっかり休む、活動する時はアクティブに!
このメリハリが規則正しい生活リズムを形成し、自律神経が整うことでストレスや環境の変化に負けない強い心と体を作るのです。
休みの日に予定が入っていないと落ち着かず、用事もないのに出かけてしまうという人も多いです。
この場合はカレンダーに「何もしない日」を記入し、前日までにリラックスして過ごすための準備をしてください。
家でできる趣味やストレッチの方法を調べておくと、外出したり特別な予定を入れたりしなくても休日時間を楽しめるようになりますよ♪