迷走神経とは?突然のめまい・失神の原因と対処法

迷走神経とは?突然のめまい・失神の原因と対処法

突然のめまいや立ちくらみ、血の気が引くような気分の悪さを感じることはありませんか?
睡眠不足や病気にも心当たりのない場合、この症状は「迷走神経反射」と呼ばれるものである可能性があります。
重篤な病気ではありませんが、突然発症するため事故や怪我につながる恐れもあるため大変危険です。
今回は迷走神経反射の原因や予防法、発症してしまった時の対処法を解説します。

急なめまいの原因は?迷走神経反射のメカニズム

迷走神経反射では、足元がフラつくような感覚や貧血のような症状を訴える人、一時的に気を失ってしまう人もいます。
気分が悪くなる前に急激な腹痛を感じる人、強い吐き気を催す人もいるでしょう。
これは心臓・肺・胃腸など内臓器官をコントロールする副交感神経の大部分を占める「迷走神経」が優位になり、血圧を低下させることで脳に十分な血液が供給されないために起こると考えられています。
長時間の立ちっぱなし・座りっぱなし、疲労や不眠、生理周期が影響するほか、強い痛みや恐怖を感じたことがトリガーになるケースも多いです。

心当たりのある人は要注意!迷走神経反射が起きやすい人の特徴

迷走神経反射は、身体的な要因と精神的な要因、環境的な要因の3つによって引き起こされます。
寝不足の人や疲れがたまっている人、ストレスを感じやすい人は注意が必要です。
緊張しやすい、真面目で几帳面、人混みが苦手という人も突然発症するリスクがあるため十分気を付けてください。
女性の場合は生理周期によって自律神経のバランスが左右され、副交感神経が優位なタイミングで迷走神経反射が起きやすくなります。
特に生理中や生理直後は副交感神経により血管が緩んだ状態になる傾向があるため、急な立ち上がりや長時間の立ちっぱなしを避けましょう。

急に具合が悪くなったら?迷走神経反射の対処法

迷走神経反射が起きると、その場に立っていることも難しくなります。
突然の体調不良に気が動転し、過呼吸になってしまう人もいるでしょう。
まずは座るか横になり、姿勢を低くしてください。
お腹を曲げてしゃがみ、脳や心臓に血液が巡りやすくします。
可能であれば横になり、足を高くして休むとより効果的です。
座れない時は、脚を組むか両腕を組んで引っ張り合うと血流が改善します。
ゆっくりと深呼吸し、症状が落ち着くのを待ちましょう。

 

迷走神経反射を予防するには、血流低下と過度な緊張状態を回避することが大切です。
デスクワークの人は1時間に1回は軽く体を動かし、立ちっぱなしの仕事も時々座ったり横になったりして姿勢を低くしましょう。
ストレスを感じやすい人は、好きな香りのアロマを染み込ませたハンカチを嗅ぐ、ヨガのポーズをするなど、リラックスできる方法を見つけてみてください。

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