漢方で体質改善!薬膳料理が元気な心と体をつくる

漢方で体質改善!薬膳料理が元気な心と体をつくる

体質や季節に合わせて食材を選ぶ「薬膳」は、スーパーで購入できる野菜やスパイスによっても実践することができます。
旬の食材には「気」「血」「水」のバランスを整える効果があり、元々の体質や不調の原因に合わせて取り入れると健康につながると考えられているのです。
今回は、漢方(中医学)における健康的な食事のための薬膳の基本について解説しましょう。

旬の食材が不調を防ぐ!季節と薬膳

漢方では、季節によって不調の出やすい場所が変わると考えられています。
春は自律神経の乱れからイライラや不安を感じる人も多く、香味野菜であるしそやセロリなどで気の巡りを良くすることが重要です。
夏は暑さで胃腸に負担がかかり、身体に熱がこもりがちになるため、薬膳では水分代謝を促す冬瓜や体を冷やすトマトが食事に取り入れられます。
秋は乾燥によって肺や喉を傷めやすいので、潤いを補給する白菜やれんこん、梨などを食べるのがおすすめです。
冬は寒さによって老廃物が滞りやすいため、かぼちゃやにんじんなどの根菜類、身体を温める生姜などの薬草も多く使われます。

「五性」で不調を改善!食材と温度感

薬膳の考え方において、食材にはそれぞれ熱をもたらすものと冷やすもの、そのどちらにも該当しないものがあるとされています。
動物性の食材では羊肉やエビ、生姜やシナモンなどのスパイスは身体を温める効果があり、冷えによる不調を改善するでしょう。
豆腐やきゅうり、バナナは身体を冷やす食材であり、運動の後のクールダウンや熱中症予防に効果的です。
身体を温めも冷やしもしない米やいも類、豆類、卵、牛肉・豚肉、魚類は体調を問わずいつでも食べられるため、主食など食事のベースとして取り入れられます。

薬膳料理はいつ食べる?漢方服用の注意点

特別な生薬がなくても、身近な食材が持つ温感・冷感を取り入れることでさまざまな体調不良の予防・改善が期待できます。
不調を感じやすい季節の変わり目や発熱時、身体の冷えを感じる時にも適宜活用すると良いでしょう。
ただし漢方を服用している場合は、薬膳が重なることで吸収が良くなりすぎたり効果が妨げられたりする可能性があります。
医療機関などで処方されている人は、食事と服用の時間を30分から1時間ほどずらしてください。
飲み合わせについて不安のある場合は、かかりつけ医に相談しましょう。

 

薬膳では病院にかかるほどではない軽い不調や、慢性的な疲労感も改善することができます。
身体が芯から温まり、寝つきが良くなる人もいるでしょう。
なんとなくだるい、免疫力が下がっていると感じる時は、ぜひ漢方の考え方を取り入れてみてください。

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