冷静な行動がカギ!アウトドアで熊に遭遇した時の適切な対処法とは?

冷静な行動がカギ!アウトドアで熊に遭遇した時の適切な対処法とは?

近年、アウトドアの最中、熊に遭遇したという声が増えています。
熊に襲われて大怪我をするケースもあるため、アウトドアの際は注意が必要だと言えます。
では、もし熊に遭遇してしまった時にはどのような行動を取ればいいのでしょうか?
的確な対処をすることによって、自分の身を守ることができます。
では、アウトドアで熊に遭遇した時の対処法を見ていきましょう。

どうして熊は山から下りてくるのか?

本来、熊は警戒心が強い動物であるため、自ら人間に近付いてくることはありません。
熊の主食は木の実で、人間を食べようとしているわけでもないです。
では、なぜ熊は山から下りてくるのでしょうか?
熊は樹々の生い茂った里山に生息しています。
昔は、集落の人が里山の手入れをして、森林と居住地との境界線を保っていました。
しかし、近年では手入れをする人がいないために里山が荒れてしまい、境界線が曖昧になっているのです。
そうして熊の生息地が拡大し、農作物のある人里まで下りて餌を探すようになったというわけです。

アウトドアの最中、熊に遭遇したら?

環境省では、熊に遭遇した時の対処法を公開しています。
まず、熊がまだ自分の遠くにいる時の行動としては、静かに落ち着いてその場を離れます。
大きな声を出したり、カメラのフラッシュをたいたりすると、熊を驚かせてしまうため避けましょう。
次に、熊が近くにいる時は、絶対に背を向けてはいけません。
熊には、背を向けられると勢いよく追いかけてくる習性があります。
ゆっくりと熊から目を外さずに後ずさりをして、その場を離れていきましょう。
それよりも至近距離で遭遇した場合は、熊が去ってから動くようにします。
また、熊の意識を逸らすために、食料をその場に置くのも効果的でしょう。
襲われてしまった時は、頭を両手でガードして致命傷を負わないようにします。

熊対策として気をつけるべきことは?

アウトドアで熊に遭遇しないために気を付けたいのは、食料の管理です。
できるだけアウトドアを楽しんでいる場所から離れた所で、食料を保管しましょう。
食料の後始末をしっかりすることも大切です。
場所選びも重要で、事前に熊の出没情報しにくい場所を調べておくと安心です。
あとは、単独行動を避けて、熊に大勢の人間がいるのを知らせるのも有効的でしょう。

いかがでしたでしょうか?
熊に遭遇した時は、焦らず冷静に行動することが最も重要です。
熊は臆病な生き物なので、刺激しないよう気をつけましょう。
出没情報に気を付けて、安全にアウトドアを楽しんでくださいね!

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