懐が寒くなる前に!冬のボーナスの使いすぎを防ぐには?

懐が寒くなる前に!冬のボーナスの使いすぎを防ぐには?

夏と冬の2回にわたって支給されるボーナスは、会社員にとって待望のものです。
ボーナスを何に使うか考えている方も多く見られますが、冬は特に消費が多い時期なので、使い道も限られてきますよね。
しかし、出費が多いからとボーナスをふんだんに使うと今後の家計が苦しくなります。
今回は冬のボーナスの使いすぎを防ぐためのポイントをご紹介します。

ボーナス支給の前に使う・貯めるを事前に計画

ボーナスの使い道は人それぞれですが、家計が火の車になってしまったら大変ですよね。そうならないためにも、ボーナスが支給される前に、使い道を明らかにしておくことが重要です。
優先順位を考え、お金を使うのか、貯めるのかをはっきりさせましょう。

赤字があれば即解消させる

特に優先すべきなのは「赤字解消」です。
大きなイベントが多い夏や冬は、家計が緩みがちになってしまいます。
そのまま赤字家計に転落し、貯蓄しても崩さなければいけない生活を繰り返してしまいます。
毎月の家計に赤字があれば、ボーナスで解消しましょう。
銀行の預金口座が貸越で赤字になっていたら、ボーナスを返済に充てましょう。
また、年間で貯蓄が増えていない場合は、特別支出用にプールにするといいですよ。
毎月の家計で赤字を出さないことはもちろん、年間で家計管理をすることも重要です。

貯蓄額を先に決めておく

買いものや旅行など、たくさんの使い道があるためボーナスを楽しみにしている人も多く見られますが、それでは貯蓄するときにお金を貯めることはできません。
ボーナスから貯蓄するためには、先に貯蓄額を決めて先取り貯蓄をしておくことが重要です。
そのためには、使う予算を決めて、いくら貯蓄用に先取りするかを決めておきましょう。
貯蓄を先にすれば、残りは自由に使っていいお金と考えることができますね。
残ったお金で買い物や旅行の計画を立てると、使いすぎを防げますし、限られた予算の中でやりくりするという金銭感覚もしっかり身に付きます。

貯蓄用に別の口座に移す

年末ということもあり、慌ただしく考える余裕がないという方もいますよね。
その場合でも、ボーナスをそのままにしてはいけません。
預金残高が多いと気持ちも大きくなってしまい、いつの間にか散在していることも…
これが家計を崩してしまう大きな原因にもなります。
普段使用している預金口座は、生活資金と予備費として考えましょう。
貯蓄用のお金と全て一緒にしては、お金は増えるどころか減る一方です。
生活資金と別にしておけば、お金を使う意識が変わり、使いすぎを防ぐことにもつながります。

冬のボーナスは、今後の生活を左右しかねる大きなイベントです。
後悔しないためにも、お金の使い道をはっきりとさせ、ボーナスの使いすぎを防ぎましょう。

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