生命保険には、掛け捨て型と貯蓄型の2種類があります。
この2種類のどちらにしようか迷っている人も多いのでは?
今回は、この2つのメリットとデメリットについてご紹介します。
掛け捨て型のメリットとデメリット
【メリット】
・貯蓄型よりも保険料が安い
掛け捨て型の生命保険は、貯蓄型と比べると保険料が安いです。
場合によっては、掛け捨て型が1,000円、貯蓄型が1万円といったように桁が違うことも少なくありません。
コストを抑えたいなら掛け捨て型がおすすめだと言えるでしょう。
・柔軟に見直しができる
掛け捨て型の生命保険は、解約返戻金や満期保険金がありません。
そのため、途中で解約しても大きなデメリットはないんです!
条件の良い保険が見つかったり、生活環境が変わったりした時にすぐに見直せるのは大きなメリットです。
【デメリット】
・契約期間に気を付けなければいけない
掛け捨て型の生命保険は、保障期間が区切られているケースも多いです。
それでは生涯の安心を手に入れることはできません。
数年おきに自動で更新されて保険料が上がる場合は、支払いが難しくなってしまう可能性もあるでしょう。
・もしも時の保障しかない
掛け捨て型は、もしも時の保障しかないという点もデメリットです。
貯蓄型であれば貯金替わりや資産運用という目的で利用できますが、それが掛け捨て型ではできません。
あくまでも万が一の時の備えたものだということを忘れないようにしましょう。
貯蓄型のメリットとデメリット
【メリット】
・契約者貸与を受けられる
生活している中で、大きなお金が必要になることはあります。
そのような場合、解約返戻金の一部を借りることができるという制度が契約者貸与です。
保険を解約しなくてもお金を手に入れることができるのは大きなメリットになりますね!
・貯金や資産運用として使うこともできる
支払った保険料は積み立てられ、投資のプロに任せて運用されます。
解約返戻金の方が大きくなる保険も中にはあります。
【デメリット】
・保険料が高くなる
掛け捨て型の生命保険と比べると保険料が高くなってしまいます。
高くても将来的な安心感が欲しいのか、毎月の負担を減らしたいのかによってどちらを選ぶべきか変わるでしょう。
・途中解約すると元本割れしてしまう
保険料の払い込みを完了したり、満期を迎える前に解約をしたりすると、開拓返戻金の金額は少なくなってしまいます。
途中で解約しにくいので、人生設計が変わった時などの見直しが難しくなる可能性が出てきます。
掛け捨て型と貯蓄型の生命保険には、このようなメリット・デメリットがあります。
これらを知った上でどちらが良いのか選ぶようにしましょう。