おみくじを引いたら、どうしていますか?
運勢が良ければ持ち帰り、悪ければ神社にある木の枝に結んでいくと言う人もいますが、果たして正しいのでしょうか。
今回は、神社の宮司さんにおみくじを引いた後にするべきことを聞いてみました。
「おみくじを引いたけど、どうすればいいの?」と迷っていた人は、参考にしてみてくださいね♪
良くても悪くても持ち帰ろう!おみくじは今後の指針
おみくじの本来の意味は、吉凶を占うというよりもそこに書かれている内容を読んで、今後の暮らし方や心構えの指針にするということです。
運勢が悪かったおみくじを木の枝に結んでいる人も多いですが、持ち帰るほうが良いと宮司は話しています。
運勢が良くても悪くても、引いたおみくじを持っていることに縁起の良し悪しは関係ありません。
また、神社やお寺によっては「木の枝に結ばずに持って帰ってください」と書かれている場合もあるので、注意が必要です。
何度も読み返そう!迷った時の参考に
おみくじを持ち帰ったら、書かれている運勢や和歌を読んで意味を考えてみましょう。
引いた時には気付かなかったメッセージを感じ取ることができるかもしれません。
持ち帰った人の中には、財布や手帳に入れて持ち歩いている人もいます。
自分が道に迷った時には、もう一度おみくじを読んでみて、参考にしたりお守り代わりにしたりするのはいかがでしょうか。
順位は神社によって違う!?7~12段階と様々
おみくじは大吉から大凶までの順位がありますが、この種類は神社やお寺によって異なります。
大吉、中吉、小吉、吉、末吉、凶、大凶の7段階のものもあれば、大吉、中吉、小吉、吉、半吉、末吉、末小吉、凶、小凶、半凶、末凶、大凶の12段階に細かく分かれているものもあります。
また、おみくじに入っている吉凶の割合も神社やお寺独自のものとなります。
順位のほかに、健康運や仕事運など書かれている内容も、それぞれの神社やお寺で様々です。
運勢は反転する!?おみくじは予言ではない
大吉が出れば嬉しいものですが、凶が出ると悪いことが起こるかもしれないと不安になりますよね。
しかし、おみくじは引いた時点の運勢を占い、先の未来を予言するものではありません。
良い運勢も悪い運勢も、永遠に続くのではなく変わっていくものです。
特に大吉や大凶といった対極にあるものは、真逆になる可能性が高いと言われているので、良くても悪くてもその結果自体を気にしすぎないことが大切です。
おみくじは、引いた人の運勢を占うだけでなく、より良い人生に導いてくれるヒントが書かれています。
結果に一喜一憂するのではなく、神様からの助言に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。