事務職として経験を積むうちに、このまま同じ仕事を同じように続けていくことに漠然とした不安を感じる人も多いのではないでしょか。
せっかく事務職を続けていくなら、事務スキルを上げてキャリアアップを図ったり、あるいは事務職としての経験を活かしてキャリアチェンジをしたいですよね？
今回は事務職としてキャリアアップしていくために必要なスキルと、事務職での職務経験を活かしたキャリアチェンジについてご紹介します。
キャリアアップに必要なプラスアルファのスキル
事務職は一般的に事務系の仕事以外は任されない場合が多く、専門知識を求められることは少ない傾向があります。
そのため、事務職としてキャリアアップを目指す場合は、事務スキル以外の付加価値をつけることが必要です。
まず、働いている企業の業界知識を身につけることを意識しましょう。
例えば、勤務先がIT系ならITに関する知識を積極的に身につけるとキャリアアップにつながりやすいと言えます。
また、インターネット社会となった今、ネットやSNS運用に関する知識やスキルがあると良いでしょう。
さらに、グローバル化社会という視点からは、英語力も武器となります。
取引先に海外企業や外資系企業がある企業も増え、メール対応や電話対応において英語が出来ることが事務職にも必須となりつつあります。
最後に、事務職のキャリアアップに必要なスキルとして、PCスキルと数字の管理があります。
事務職としてWordやExcelなどのPCスキルは当然ですが、それらを使って扱う資料の数字を管理できることがキャリアアップのカギと言えるでしょう。
資料内の数字から把握していくと、キャリアアップも目指しやすくなっていくでしょう。
事務職での経験を活かせる仕事は？
積極的に事務職としてのキャリアアップに取り組む人には、キャリアチェンジした先で活かせる経験やスキルも自然と身に付きます。
事務職としてメール対応・電話対応する中で身に付けたコミュニケーションスキルは、営業職で活かすことが可能です。
営業職へのキャリアチェンジは、顧客対応の経験を積んだ事務職の人が選びやすいキャリアチェンジ先と言えるでしょう。
また、専門職としての秘書もキャリアチェンジ先として事務職でのスキルが活かされます。
秘書業務は、スケジュール管理、業務サポート、書類作成、メール対応・電話対応などを中心とした仕事のため、事務職としての経験を活かせる職種となります。
さらに、経理の仕事も一般事務からのキャリアチェンジ先の候補としておすすめです。
経理担当者へのキャリアチェンジを有利にするには、数字の管理スキル、PCスキル、会計管理の知識などが必要になるでしょう。
一般事務であっても積極的にスキル向上に取り組むことでステップアップしていくことがもできるでしょう。
ずっとこのまま？と不安になる前に、意識してスキルアップに取り組んでいきましょう！
