乾燥はお肌の大敵と言われており、綺麗な肌を保つためにもスキンケアが欠かせませんね。
しかし、スキンケアは正しく行わないと、逆に乾燥してしまう恐れがあります。
今回は正しいスキンケアで肌の保湿をアップする方法をご紹介します。
皮脂を落としすぎる洗顔はNG!
みなさんは毎日の洗顔を何回行っていますか?
実は意外と知られていませんが、洗顔はやりすぎると必要以上に皮脂を落としてしまい、お肌の水分量が減る原因になります。
正しい洗顔のポイントは、ぬるま湯(32℃くらい)で洗顔料をメレンゲのようにたっぷりと泡立て、ゴシゴシとこすらずに優しく洗顔をしましょう。
また、メイクの濃さによってクレンジングを変えることで肌への負担も少なくなります。
例えば、ナチュラルメイクの日は肌に優しいミルクタイプを使用し、マスカラもバッチリの濃いメイクをした日はオイルタイプのクレンジングで素早く落とすなど、洗顔料を使い分けるのもおすすめです。
乾燥肌の人は洗顔料を使った朝晩2回の洗顔は、逆に皮脂や水分を奪い、乾燥を悪化させる可能性があります。
乾燥がひどい場合は、洗顔料や石鹸の使用は夜に限定し、朝は水洗いに留めておくと良いでしょう。
洗顔後はスピード保湿を心がける
朝の洗顔後や、お風呂でのクレンジング後はすぐに保湿をしていますか?
スキンケアに大切なのは、洗顔後に行う保湿までの時間になります。
先に食事したり、着替えをしたりしていると、その間にも角質層の水分はどんどん蒸発していくので水分量を保つためには洗顔後のスピードが命となります。
顔を洗ったら3分以内に保湿を心がけ、化粧水や美容液をたっぷりと優しく塗りましょう。
ポイントは化粧水を手で温めて使用すると浸透が良くなるので、強く叩いたり擦ったりせず優しく顔に付けてくださいね。
乳液でしっかりと蒸発防止をする
化粧水でしっかりスキンケアしたから、後は何もしなくても大丈夫だと思っていませんか?
化粧水はつけることによって角層は潤いますが、そのままにしておくと実は肌の水分は蒸発してしまいます。
保湿で重要なのは、水分を蒸発させないように油分を含んだ乳液やクリームなどで潤いを閉じ込めることが大切になるので、蒸発を防ぐケアまですることを心がけましょう。
注意したいのは油分の多い乳液やクリームは、塗りすぎてしまうと毛穴のつまりを招いてしまうので肌表面に薄く塗ることがポイントです。
美容液を使う場合は、乳液の前に使うようにしてくださいね。
乾燥対策になる洗顔方法から保湿の方法までご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
乾燥が気になる季節や慢性的に乾燥肌で悩んでいる人は、正しいスキンケアで潤いのある肌を保ってくださいね。