相手を不快にさせないビジネスでの断り方

相手を不快にさせないビジネスでの断り方

職場や取引先からのお誘いは、断りにくいですねよね?
変な言い方をすると怒らせてしまうかもしれないし、不機嫌にさせてしまうかもと思うと「イエス」としか言えないものです。
しかし、時には断る勇気も持つのも大事ですよ!
精一杯の気遣いをして、お断りをすればいいのです。
そこで今回は、相手を不快にさせないビジネスでの断り方についてご紹介しましょう!

断ることは悪いことではない

上司からの飲みのお誘いなど「断ろう」と思っていても、空気に流されて断れなかったという経験を持つ人は多いでしょう。
だからと言って、誘いを断ること自体は決して悪い行いではありません。
いつも「イエス」とばかり答えてしまう人は、もっと自分の時間を大切にしませんか?
「イエスがあればノーもある」、ただそれだけのことなのですが、断れないマインドが形成されてしまうと、それすらも忘れてしまいます。
流されてばかりいると、気が付いたら相手に合わせるだけの人生で終わってしまうでしょう。
断って相手が嫌な顔をするのであれば、むしろ「そういう人となんだな」と思うくらいでちょうどいいのかもしれません。
ただし、断る時はなるべく早めに伝えて、相手のスケジュールも気にかけてあげましょうね。

断り方のフレーズを覚える

上手い断り方には、ある程度の決まったフレーズがあります。
たとえば、以下のようなフレーズです。

・せっかくですが、お気持ちだけ頂戴いたします
・今回は見合わせることになってしまいました
・ご容赦ください

ビジネスの世界では、「行きたくない」「やりたくない」とストレートに表現するのは難しいため、上記のような断りフレーズを覚えておくと役立ちます。
特に社会人経験の浅い人や口下手の人などは決まったフレーズを練習しておいて、断りたい時にスッと口から出るようにしておきましょう。
また断る時は、理由の前に「残念ではありますが…」となどのニュアンスの枕詞を使うと、丁寧な印象が出ます。
「ぜひ参加したいのですが~」の後に理由を付け加えると、ただ理由を伝えるだけよりも「本当は行きたいのだけれど…」という気持ちが相手に伝わります。
相手を傷つけない表現を求める方は、ぜひ使ってみてください!

理由はぼかすとテクニック

断る理由を伝える時に、具体的な内容を言わずに「ぼかす」というテクニックがあります。
嘘をつくと、後々バレた後が大変なので注意が必要です。
理由をぼかすとは、例えば「田舎から両親が来た」という説明を言い換えて、「家庭の事情で」といった表現にすることです。
断る時に理由がないと相手も納得できないかもしれませんが、何か理由があると何もないよりは納得しやすくなると言われています。

ビジネスで上手に断れるようになるには決まったフレーズを覚えて、使えるようになることが近道です。
お誘いを断ると悪いイメージを持たれるのではと不安になるかもしれませんが、時には断る勇気も必要です。
「ダメな時はダメ」と少しずつ言えるようになっていきましょう!

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