日本の伝統スイーツが進化していた!今話題の「ネオ和菓子」とは

日本の伝統スイーツが進化していた!今話題の「ネオ和菓子」とは

日本が世界に誇るスイーツといえば和菓子ですよね。
ようかんやどら焼き、練り切りなど、日本人らしい繊細な技術を使ったスイーツは外国人にもファンが多いといいます。
しかし、日本の若者には「あんこや寒天はあまり好きでない…」という人も多くなっているとか。
そんななか、昔ながらの材料や技法に新たなエッセンスを加えた「ネオ和菓子」がSNSで話題になっています。
今回は、美味しくてフォトジェニックな新しい和菓子を集めてみました。

 

 

夜空を閉じ込めたみたい!老舗の8代目が手掛けるネオ和菓子

文政4年創業という長い歴史を持つ「乃し梅本舗 佐藤屋」。
8代目店主が考案した「空ノムコウ」というネオ和菓子が話題になっています。
ベースは「錦玉(きんぎょく)」という伝統的な寒天菓子で、ほんのり生姜が香る上品な味わいです。
あえて気泡を入れた透明の寒天に、青・紫のグラデーションが美しい夜空のような寒天を重ねて二層仕立てにしました。
奥行きが感じられ、まるで宇宙のようだと見る人を驚かせています。

 

グッドデザイン賞受賞!進化系ようかんが美しすぎる

福島県の「長門屋本店」では、伝統的なようかんにチョコレートやシャンパンをブレンドしたネオようかんを発売しています。
「Fly Me to The Moon羊羹ファンタジア」は、透き通った錦玉羹(きんぎょくかん)を、小豆のようかんで挟んだ美しい商品です。
色を付けたようかんで月と青い鳥を表現し、切る度に違うデザインが現れる仕掛けも!
材料にシャンパンが使われており、大人な味わいになっています。
姉妹品の「Fly Me to The Moon chocolateチョコ羊羹ファンタジア」はアルコール不使用で、チョコレート風味。
上の層にはクルミやドライフルーツが散りばめられており、食感の違いも楽しめる逸品です。
この芸術的なネオようかんは2017年にグッドデザイン賞を受賞。
手土産にすれば、きっと驚きと感動をもたらすでしょう。

 

トリュフチョコレートじゃないの!?可愛すぎる進化系おはぎ

新潟県の伝統和菓子店「新潟餡菓子 萬代庵」は、日本人が大好きなおはぎを進化させました。
こしあんにピスタチオといちご、白あんにフランボワーズといちごを加えた新感覚おはぎが早くもお店の定番商品に!
他にも、マスカルポーネチーズやナッツ、チョコレートなどの洋スイーツの要素を上手くおはぎに取り入れています。
ころん、と丸められた色とりどりのおはぎはまるでトリュフチョコレート。
季節によって変わるフレーバーも楽しみの一つですね。

 

 

地元の伝統的な和菓子も良いけど、たまには違うものが食べたい…
そんな時は、ネオ和菓子を探してみてはいかがでしょうか。
おもてなしに、ご挨拶に、手土産としてもおすすめですよ♪

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